ケーキも家も素材が大切、無垢材が香る店舗兼住宅

1階はご夫妻が営む洋菓子店「パティスリー メルキュール」。レンガとタイルを使ったかわいらしいアプローチにはベビーカーや車いすの方のためのスロープも加えた。側面に家族用玄関と洗濯物干し場のベランダがあるが目隠しの壁があるため大通りからは見えない。お店の様子は、インスタグラムで見ることができます(@patisserie_mercure)。

1階は仕事場、2階は住居、完全分離で生活がラクに

住宅街の居抜きの物件でひっそりと営まれていた大池様ご夫妻のケーキ店。実は府外からも注文の入る人気店で、このたび幹線道路沿いに移転し、店舗兼住居を構えました。

まずこだわったのは住居部分の建材です。肌が敏感なお子様たちのため、身体に負担のない家にしたかったご夫妻は、自然素材の家をうたうサエラ暮らし研究所を訪ねました。

「すると所長の宝田さんの熱弁がすごいんです。自然素材、物づくりへの思いが伝わってきました」と奥様。「私たちもケーキの材料にこだわっているので通じるものがありました」とご主人。

構造材には気候風土に適しているとの考えから地元産を用い、内装材では同じ樹種でも使う場所によって産地を使い分けるというサエラの家。完成した家は機能的で見た目も美しく、ご夫妻は、お風呂上がりに歩いてもベタベタしない、空気がきれい、ととても満足しています。

ご夫妻にとって幸運だったのは宝田さんが設計プランにも理解を示してくれたことでした。1階と2階で店舗と住居を完全に分けることが絶対条件でしたが、コストと面積の点から他社では水まわりを1階に置く案をすすめられたと言います。

「前の家がそれで、子どもがトイレに行くたびに一緒に上がり下りして大変だったんです。そこを宝田さんは分かってくれて予算内で努力してくれました」。

2階の限られた面積の中でご夫妻は、部屋数はいらないという考えで、子ども部屋はつくらないことにしました。

かわりに勉強場所としてLDKの一角にカウンターを設け、またお子様たちが成長したときにプライベートな場所として使えるようにロフトを用意しました。

三角部屋の形状を生かした吹き抜けでLDKは広々。お風呂もトイレも寝室もこの大きなLDKに直結し、なにをするにも便利です。

「時間に余裕ができて子どもの送り迎えも前より慌てなくなりました」とご主人。2階に住居機能を集約したことで1階はまるまる売り場と厨房に。

「ここでキッズパティシエ教室を開きたい」と、早くも夢を膨らませています。

見られる建物だから大切にしたいデザインとプライバシーのバランス

お店と外観の美しさが大切なので、店舗部分と居住部分の窓はロールスクリーンで統一しました。ただ、居住部分はスクリーンを上げると中が丸見えになってしまうので、窓枠の内側にぴったりとレースカーテンを取り付けました(宝田代表)。

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〒610-0361 京都府京田辺市河原北口43-3-1-310Fax. 075-320-2931


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